オルターガイストデッキのレシピ



先日行われたハギカップで使用したオルターガイストのデッキレシピと大会レビューをつらつらと書いていきます。

 

ハギカップってそもそもなんだよ!って人はこちらをどうぞー

https://hoshiainosora.hatenablog.com/entry/2019/07/14/213357

 

 

 

 

1、ではさっそく、デッキレシピ

※画像がなくてごめんなさい

 

▼△▼△▼遊戯王デッキレシピ▼△▼△▼
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デッキ名:【オルターガイスト】
メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:12枚
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【 モンスター 】18
ウィッチクラフトゴーレム・アルル ×2
オルターガイスト・クンティエリ
オルターガイスト・シルキタス ×2
オルターガイスト・マリオネッター ×3
オルターガイスト・マルチフェイカ
オルターガイスト・メリュシーク ×3
クリッター ×2
増殖するG ×2
灰流うらら ×2

【 魔法 】4
ハーピィの羽根帚
強欲で金満な壺 ×3

【 罠 】18
オルターガイスト・プロトコル ×2
オルターガイスト・マテリアリゼーション ×2
パーソナル・スプーフィング ×2
マインドクラッシュ
大捕り物 ×2
無限泡影 ×3
王宮の勅命
神の宣告 ×2
神の警告
魔封じの芳香 ×2

【 エクストラ 】15
サクリファイス・アニマ
リンクリボー ×3
転生炎獣アルミラージ ×2
オルターガイスト・キードゥルガー
オルターガイスト・ヘクスティア ×3
セキュリティ・ドラゴン
トロイメア・ケルベロス
トロイメア・フェニックス
オルターガイスト・プライムバンシー
ヴァレルソード・ドラゴン

 

 

ルールが【サイドデッキ無し】だったため、先攻後攻どちらでも戦えるように、けっこうオーソドックスな構築なのではないかなーと思ってます。

 

 

 

 

「オルターガイスト」カードについて

 

先述の通り、オルターガイストカードに関しては大体がこんな感じだと思います。

一応シンクロ型も考えたのですが、どう考えてもこのメタビ軸のほうが安定していたのでこちらに。

オルターガイストってマルチフェイカー以外のカードは基本的にコストが少しだけ重めなので、アドに直結する展開方法があまりありません。

基本的には鉄壁の盤面を目指しながら、チクチク殴っていくスタイルになります。

 

 

 

その他モンスターについて

 

オルターガイスト以外のモンスターは、

 

  • アルル
  • クリッター
  • 手札誘発関係

 

ですね。

 

アルルは当然のことながら、オルターガイストモンスター全てが魔法使い族であり、守りつつ打点要因として採用しました。

オルターガイストの初手の動きとして、

 

  • メリュシーク召喚➡️リンクリボーをL召喚➡️墓地のメリュシークの効果でマルチフェイカーサーチ
  • クリッター召喚➡️アルミラージをL召喚➡️墓地のクリッターの効果でマルチフェイカーサーチ
  • マリオネッター召喚➡️罠(大体プロトコル)をセット

 

の3パターンがほとんどです。マルチフェイカーサーチスタートのときは、特殊召喚されたマルチフェイカーに打ってくる相手のカードにアルルを、マリオネッター召喚スタートのときは、そのままマリオネッターにアルルを使い、できるだけ場をがら空きにしないようにしていきます。

 

クリッターはマルチフェイカーサーチ要因です。

 

手札誘発関係はGとうららを2枚ずつ。サイド無しのルールなので、誘発があまり手札に集まらないようにするための2枚採用です。CSに出場している構築だともっと種類も枚数も多めの採用だと思います。

サイド無しのルールだと、初手の事故率を減らすことが最優先事項ですね。

 

 

 

 

魔法・罠カードについて

 

サイド無しということは、どのデッキも初手の手札で大方決まると言っても過言ではありません。

となると、必要なのはサーチやドローといった手札を整えるカードだと睨み、そのほとんどが魔法にあると考え、「王宮の勅命」と「魔封じの芳香」をメインから積みました。

うまくいけば、これだけでゲームエンドに持っていけるパワーカードなので。

 

結果的に魔法カードは少ない採用にしないといけないため、強金とハーピィの4枚のみに。「ワン・フォー・ワン」なども採用視野には入りますが、手札のモンスターがコストというのが少し重い気がしてやめました。

 

マインドクラッシュは正直趣味です(笑)

2018年のWCSのオルターガイストデッキを使用したBohdan Temnykさんのデッキに入っていたマインドクラッシュはけっこう面白そうだったのでピン挿ししました。

しかし、このカードは単純に相手の誘発ケアに加え、シルキタスでバウンスしたカードを宣言したりもできますし、「閃刀姫」相手にレイを宣言したりして完全ストップさせたりすることもできたりするので、あながち馬鹿にはできないカードです。

先述の通り、サーチから始まる動きが多いと思ったので、初手にマインドクラッシュをセットして、相手の計画を潰しにいけるこのカードは実際けっこう仕事してくれました。2戦目3戦目で相手のデッキがわかっているとマストカウンターがわかるので、なかなか使いやすかったです。

サイド無しのルールだとかなり相性がよかったので、増やしてもよかったとさえ思っています。

 

 

 

エクストラデッキについて

 

はっきり言って、

 

リンクリボー

アルミラージ

サクリファイスアニマ

ヘクスティア

 

しか使いません。思いきって強金を3積みした理由でもあります。

まあ、場合によっては大捕り物などを駆使してリンク4まで持っていけないこともないんですが、本当にまれです。しかも、大体がマルチフェイカーのサーチ用のリンクなので、積極的にリンクしていくときはヘクスティアで攻めるときだけですね。

スケープゴートなどを採用していればもう少し活躍するんですけど、今回は採用しなかったので、ほとんどがあれば使うかもしれない、みたいなリンクモンスターだけです。汎用を積んでおけばいいと思います。

 

 

 

2、結果

 


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ハギ【魔術師】

しんた【ABC】

みっくん【六武衆】

 

 

二位でした。

でも、ハギくんの魔術師には完敗でした。やはり大量展開のゴリ押しがキツかったですね。

あと、まさに魔術師相手に魔封じなどを採用したのに、全く初手に来なかった(負け犬の遠吠え)。

魔術師は盤面揃えられるとなかなか返されないし、本来サイドにあるであろう【拮抗勝負】とかでひっくり返したりすることができない今回のルールだと、正直勝つのは必然だったかもしれません。

おまけにPスケールの効果が大体筒抜けだったので、ほとんど妨害できなかったですしね。

 

しかし、しんたくんの【ABC】にはパーツを揃えるまでの時間稼ぎ要因として「インスペクトボーダー」と「魔封じの芳香」が採用されており、魔術師にぶっ刺さって完敗してましたけどね。

 

このリーグも正直誰が勝ってもおかしくないレベルの高い大会だったと思います。サイドデッキ無しのルールは、そのデッキのポテンシャル全てが出るので面白かったです。YCSJはさらにシングル戦ですから、よりデッキ構築が難しいんだろうなー。

 

 

ではではこの辺で!